REIWA HEALTH SCIENCES UNIVERSITY

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作業療法は「その人が望んでいる作業(仕事、遊び、セルフケア)」ができるように支援するものであり、治療から、予防、福祉、 教育、ビジネス等の分野へと発展する知識・技術です。

出張講義について

令和健康科学大学 作業療法学科では、ご要望をいただいた中学校や高校に、本校の教員が対面もしくはオンラインで作業療法に関する様々なテーマに関係する出張授業を実施しております。

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先端の学び多くの分野の学問と融合する作業療法

健康の在り方・生活スタイルの
多様性に寄り添い、探究する

作業療法の対象を従来の「身体や精神に障がいを持つ人、高齢者」から「一般の人や地域社会」すなわち、予防・健康に拡大します。さらにアート・スポーツ・ビジネス・教育・心理やITなど、様々な学問分野との融合を図ることで、作業療法を求めるすべての人が自分らしく生きるため、身体だけでなくその人の作業に注目しながら支援を行うものです。

健康の在り方・生活スタイルの
多様性に寄り添い、探究する

作業療法の対象を従来の「身体や精神に障がいを持つ人、高齢者」から「一般の人や地域社会」すなわち、予防・健康に拡大します。さらにアート・スポーツ・ビジネス・教育・心理やITなど、様々な学問分野との融合を図ることで、作業療法を求めるすべての人が自分らしく生きるため、身体だけでなくその人の作業に注目しながら支援を行うものです。

  • 情報科学 情報工学
  • 福祉工学
  • 医学
  • 心理学
  • 教育
  • 経済学
  • 社会学
  • 文化

作業療法の対象を
「一般の人」「地域社会」「予防」へ

「その人が望んでいる作業(仕事、遊び、セルフケア)」ができるように支援する作業療法は、治療から予防、福祉、教育、ビジネス等の分野へと発展するとともに、地域の疾病予防や健康づくりに進出するための知恵と技術が求められます。
先端技術を積極的に導入し、さまざまな学問分野との融合を図ることで、作業療法を求めるすべての人に対して「自分らしく生きるための支援」を行う知識と技術を磨いていきます。

社会に貢献できる思考と行動力を磨く、学びの特徴

真の多様性を学び、支援するフィールド・プラクティカル教育

従来の医療機関での臨床実習の他に、医工連携(AI、ロボット)や社会問題(ひきこもり)への取り組みなど、現場中心(現場感覚)の教育により現場から学び、現場から問いを見つけます。
また、早い段階から臨床実習、研究法に取り組むことで、科学的思考過程を学び、身につけます。

社会問題を解決できる科学的思考を学ぶ

芸術や音楽などの文化活動やスポーツは、認知症の予防や改善に活用することができる。また昨今、人々の働き方や日々の習慣が見直され、作業療法のアプローチが社会問題の解決や地域社会の振興に寄与するケースも見られてきました。
社会の多様化、生き方の多様化、医療の多様化など、様々な「多様化」にともない、作業療法士の活躍の場は多岐にわたり、病院や介護施設はもとより、行政や一般企業へと広がりを見せつつあります。
本学では、課題発見力、課題解決力を有し、今後の作業療法の発展に寄与できる経験豊富な教員陣から、工学系・社会学系・経営学系・文化系・教育系の授業を受けることができます。

グループ病院との連携した実習に早期から取り組む

作業療法学科の実習の多くはカマチグループの病院で1年次から行います。早期から臨床の場で学ぶことで、倫理観や判断力、思考力などを養い、作業療法士の基礎となる知識・技術・態度を身に付けます。

地域・文化に触れ、患者の生活を理解する

1年次から、地域に触れる

地域の文化について理解したうえで実習、専門職連携授業を配置。卒業後に医療現場に出た際、自分以外の医療専門職者とチームになって社会へ貢献できる思考や行動力を身に付けます。

生活を知り、人を支援できる人材に

地域や習慣により異なる患者の生活スタイルを知り、退院後にその人らしい生活を可能にするサポートをすることが、作業療法士の仕事。患者の生活の拠点となる地域社会を理解することで、退院後の生活を具体的に理解し、サポートすることが可能です。

社会・生き方・医療など、様々な「多様化」に伴い、作業療法士の活躍の場は多岐にわたり広がっていく

取得可能な資格
作業療法士国家試験受験資格

社会の変化に伴い、様々な分野へと発展する作業療法

疾患等により、心と身体の一部機能が正常に働かなくなった場合にリハビリを行なってきた作業療法士は、人々の人生そのものに関わることになり、求められる仕事はリハビリ以外の分野にも拡大しています。

  • 一般企業での商品開発(工学系)

  • 教育支援(医学・教育)

  • 障がい者雇用(医学・社会学)

  • 災害時の心のケア・生活環境の改善(医学・社会学)

  • 企業の職場環境の改善(医学・経営学)

  • 高齢者人材の活用(社会学)

  • 引きこもり支援(社会学)

  • 地域産業の創出、街づくり(社会学)

  • 一般企業での商品開発(工学系)

    人間工学に基づく筆記用具や椅子などの事務用品や誰にでも安全な玩具の開発。また、健康関連のアプリ等の開発。ロボットや人工知能(AI)、情報通信技術を活用した福祉用具の開発。

  • 教育支援(医学・教育)

    普通学級や特別支援学級で各児童・生徒の発達に合わせた学級運営・授業改善・カリキュラム改善などで作業療法の知識や経験を活かすことが期待されます。また、様々な児童・生徒にとって学びやすい学習環境の整備にも寄与できます。

  • 障がい者雇用(医学・社会学)

    障がい者雇用をしている企業に対して、当事者、企業双方に雇用定着を支援します。障がいに配慮した働きやすい環境づくりや業務改善の提案などを行います。

  • 災害時の心のケア・生活環境の改善(医学・社会学)

    災害時、被災者の心身のストレスを和らげるため、避難生活の環境改善に作業療法士の知識や経験を活かすことが期待されます。

  • 企業の職場環境の改善(医学・経営学)

    労働環境が原因で起こることもある腰痛等の疾患は、棚や椅子の高さで予防できるものもあります。職場環境のプロデュースを通した健康管理も想定されます。

  • 高齢者人材の活用(社会学)

    定年退職後もその人らしい生活を送るため、一人ひとりの能力に見合った働きやすい労働環境を構築することが作業療法士の知識や経験に期待されています。

  • 引きこもり支援(社会学)

    精神的、身体的な問題や環境的要因から自宅に引きこもる人に対して、行政や家族と連携し、社会へ一歩出て、復帰するための支援を行います。

  • 地域産業の創出、街づくり(社会学)

    地域が持つ特有の力や慣習を活かし、行政や企業との連携を持ち、地域産業の創出を支援し、魅力ある街づくりのお手伝いをします。

教員紹介

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    近藤 敏KONDOU

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    学科長・教授

    学位 博士(保健学)
    専門分野 作業療法
    研究テーマ 転倒予防,認知症予防,作業と健康の関係
    所属学会 日本作業療法士協会,日本地域作業療法研究会
    社会活動 日本地域作業療法研究会副会長
    その他 起業家(介護事業)
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    富永 隆治TOMINAGA

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    教授

    学位 学位が入ります。
    専門分野 学位が入ります。
    研究テーマ 学位が入ります。
    リサーチマップ
    所属学会 学位が入ります。
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    中山 広宣NAKAYAMA

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    教授

    学位 医学博士
    専門分野 精神障害分野
    研究テーマ 精神障害者のリハビリテーション,精神疾患と視覚認知障害
    所属学会 日本職業・災害医学会,日本作業療法士協会
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    奈良 進弘NOBUHIRO NARA

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    教授

    学位 教育学修士
    専門分野 作業療法学
    研究テーマ 作業療法リーズニング,地域包括ケア,活動参加支援
    リサーチマップ https://researchmap.jp/read0207643
    所属学会 日本作業療法学会
    社会活動 東京都大田区地域包括支援センター運営協議会会長
    国際協力機構医療リハビリテーション分野技術協力専門家,2002-2012
    世界作業療法士連盟代議員日本代表代理, 2002-2012
    「作業療法」編集委員長,2001-2005
    「Asian Journal of Occupational Therapy」Chief Editor, 2003=2011
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    小西 紀一KONISHI

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    教授

    学位 master of science
    研究テーマ 発達障がい児に対する感覚統合療法の効果と課題
    所属学会 日本感覚統合学会
    社会活動 地域(姫路・加古川)における乗馬療法や2泊3日の障がい児キャンプの指導と助言
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    山根 伸吾SHINGO YAMANE

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    教授

    学位 博士(保健学)
    専門分野 作業療法学,作業科学
    研究テーマ 作業療法リーズニング,作業科学,脳血管障害の方への作業療法,作業遂行分析
    リサーチマップ https://researchmap.jp/occupationaltherapy
    所属学会 日本作業療法士協会,日本高次脳機能障害学会,日本作業科学研究会,日本作業療法教育研究会,日本作業行動学会,高次脳機能障害作業療法研究会,作業遂行研究会,Ciots JAPAN,日本臨床作業療法学会,広島県作業療法士会
    社会活動 日本作業療法士協会学術誌「作業療法」編集委員,日本作業療法士協会学会演題審査委員,日本作業療法士協会教育部,「日本臨床作業療法研究」査読者,「作業療法教育研究」査読者,日本作業科学研究会副会長,高次脳機能障害作業療法研究会世話人,臨床実習指導者講習会講師(広島県,大阪府),AMPS講習会講師
    その他 日本作業療法士協会専門作業療法士(脳血管障害),AMPS認定評価者,ESI認定評価者,ACQ-OP認定評価者,A-ONE認定評価者,生活行為工場マネジメント実務者研修修了,訪問リハビリテーション実務者研修修了
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    谷川 良博TANIGAWA

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    准教授

    学位 修士(人間関係学)
    専門分野 高齢期作業療法
    研究テーマ 認知症,地域作業療法,介護家族支援
    所属学会 日本認知症ケア学会
    日本老年医学会
    社会活動 2013年4月 日本作業療法士協会認知症初期集中支援チーム対応プロジェクト委員会
    2014年4月 筑波大学認知症ケア画像教材作製に関する委員
    2015年5月 東広島市認知症初期集中支援チーム検討委員会
    2015年9月 日本作業療法士協会生活行為向上マネジメント推進プロジェクト委員
    2017年5月 日本作業療法士協会認知症のリハビリテーションを推進するための調査研究委員
    2018年4月 北九州市認知症ケアパス作成委員
    2020年4月 福岡県作業療法協会教育部老年期障害研修担当
    その他 市民への認知症の啓発と、認知症の人・介護家族の社会参加を目的に、公立図書館で「認知症にやさしい図書館」を実践しています。広島市立中央図書館、広島市立大塚公民館、周南市立駅前図書館、周南市立中央図書館、北九州市立八幡図書館で展開しています。図書館では書籍の展示、大学生による認知症カフェなどを実施し、現地では新聞でも採りあげられています。図書館を通して、地域づくりを実践中です。
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    江口 喜久雄EGUCHI

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    講師

    学位 博士(保健科学)
    専門分野 精神科における作業療法
    研究テーマ 作業活動における治療的効果の検証
    リサーチマップ https://researchmap.jp/kikuoeguchi
    所属学会 日本作業療法士協会,日本認知症ケア学会,人間・植物関係学会,日本老年精神医学会,日本職業・災害医学会,日本精神障害者リハビリテーション学会,福岡県作業療法協会
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    近藤 昭彦AKIHIKO KONDOU

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    講師

    学位 博士(医学)
    専門分野 作業療法学(脳血管障害・運動器疾患)
    研究テーマ 作業療法による生理学的治療効果
    脳血管障害患者の機能再建
    身体ガイドを用いただ行療法技術の構築
    リサーチマップ https://researchmap.jp/wi-ste-ria
    所属学会 日本臨床神経生理学会・日本作業療法研究学会・日本作業行動学会
    社会活動 日本作業療法士協会 事例登録審査員
    福岡県作業療法士協会 教育部 生涯教育専門部会長
    作業療法研究会(SIG登録)代表
    A-ONE認定講習会 分担講師
    2009年 第13回作業科学セミナー 事務局長
    2009〜2019 筑紫地区介護認定審査会 委員
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    角田 孝行TAKAYUKI KAKUDA

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    助教

    学位 保険福祉学修士
    専門分野 発達障害,学習心理
    研究テーマ 障害児通所支援事業,重症心身障害児,発達障害,学習支援,臨床実習,学習心理
    リサーチマップ https://researchmap.jp/kakuda07
    所属学会 一般社団法人日本作業療法士協会,重症心身障害学会,感覚統合学会,発達系作業療法学会,日本作業療法教育研究会,日本作業療法士連盟
    社会活動 ・第23回広島県作業療法学会実行委員会 実行委員 2017年度
    ・広島県作業療法士会 教育部MTDLP担当部員 2017年度
    ・広島県作業療法士会 教育部実習指導者講習会担当部員 2019年度~2020年度
    ・日本作業療法士協会 教育部 指定規則・カリキュラム検討班 2021年1月15日~現在に至る
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    吉田 和弘KAZUHIRO YOSHIDA

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    助教

    学位 修士(保健医療学)
    専門分野 作業療法学
    担当科目 作業学実習Ⅰ,作業学実習Ⅱ,運動学実習
    研究テーマ 社会的ひきこもり者への作業療法支援,作業的不公正
    所属学会 日本作業療法士協会,福岡県作業療法協会,日本作業療法教育学会
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    太田 研吾KENGO OTA

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    助教

    学位 心理学修士
    専門分野 精神障害作業療法
    研究テーマ 精神障害者の主体性,精神科作業療法の客観的評価尺度の開発と効果検証,学習支援,学習心理
    リサーチマップ https://researchmap.jp/kengo.ota
    所属学会 日本作業療法士協会,福岡県作業療法協会,日本作業療法研究学会,日本統合失調症学会,日本作業療法教育学会
    社会活動 福岡県作業療法協会 事業部
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    永井 邦明KUNIAKI NAGAI

    リハビリテーション学部 作業療法学科
    助教

    学位 博士(社会福祉学)
    専門分野 身体障害作業療法学,地域作業療法学
    研究テーマ 高齢期における社会参加支援の開発に関する研究
    ・デイサービスで行う生きがい就業支援
    ・認知症にやさしい公共図書館づくり
    ・ONLINEものづくり教室による介護予防
    リサーチマップ https://researchmap.jp/nagai-ku
    所属学会 日本作業療法士協会,福岡県作業療法士会,日本世代間交流学会
    社会活動 2019-2023 京都市介護認定審査会 委員
    2020-2023 京都府作業療法士会 MTDLP推進委員会委員長
    2021-2023 京都府作業療法士会 学術誌査読委員
    2022-2023 近畿作業療法士連絡協議会 7連携事業MTDLP部門責任者
    その他 認定作業療法士,生活行為向上マネジメント指導者
  • 専門職連携教育で、チーム医療の中で活躍できる人材へ

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